2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「聖徳太子の十七条憲法」その十三 聞くことなしといふをもって、公務をな防ぎそ

第十三条 [聞くことなしといふをもって、公務をな防ぎそ]もろもろの官(つかさ)に任(よさ)せる者は、同じく職掌(つかさごと)を知れ。あるいは病(やまい)し、あるいは使(つかい)して、事(わざ)にこ闕(おこた)ることあり。しかれども知ること得…

「聖徳太子の十七条憲法」その十二 国にふたりの君あらず、民にふたつの主なし

第十二条 [国にふたりの君あらず、民にふたつの主なし]国司(くにのみこともち)・国造(くにのみやつこ)、百姓(おおみたから)を斂(おさめと)らざれ。国(くに)にふたりの君(きみ)あらず、民(おおみたから)にふたつの主(あるじ)なし。率土(く…

「聖徳太子の十七条憲法」その十一 よく賞罰を明らかにすべし

第十一条 [よく賞罰を明らかにすべし]明(あき)らかに功(いさ)み・過(あやま)りを察(み)て、賞(たまもの)し罰(つみな)ふること、かならず当てよ。日ごろ、賞(たまもの)すれば功(いさ)みに在(お)いてせず、罰(つみな)へば罪に在(お)い…