2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

極楽浄土の心をたずねる旅その四十二 覚悟証(下)阿弥陀仏との出会いもご縁

[薫] 阿弥陀仏は他の教えの修行者に対し、自分の信じる道を行くように勧め、阿弥陀仏の教えを説こうとはしないことについて。 阿弥陀仏は、阿弥陀仏自身の教えが「誰にも、いつでも、どこでも」絶対であるとは思っていないのです。仏教には沢山の仏さまが…

極楽浄土の心をたずねる旅その四十一 覚悟証(中)そのままお進みなさい

[薫] 前回の続き。「阿弥陀仏の名を聞くならば」と言っており、決して「南無阿弥陀仏を称えるならば」とは言ってないことについてです。 宗教者の布教活動は、自分が出会い信じる教えが素晴らしいので、他人にも教えてあげようという使命感から始まります…

極楽浄土の心をたずねる旅その四十 覚悟証(上)世界中の修行者へ

第四十七願 世界中の修行者は、阿弥陀仏の名を聞くならば、二度と迷いの世界に逆戻りしない。第四十八願 世界中の修行者は、阿弥陀仏の名を聞くならば、教えの言葉を聞いて覚り、真理に素直に従って悟り、実行して体験的に証る。二度と迷いの世界に逆戻りし…

極楽浄土の心をたずねる旅その三十九 聞きたい真理が自然に聞こえる

[第四十六願] 【中国語原文】 國中菩薩。隨其志願。所欲聞法。自然得聞。 【読み下し】 國の中の菩薩、其の志願に随いて、聞かんと欲わんところの法、自然に聞くことを得ん。 【読み下し】 極楽浄土に生まれ変わることを願う修行者は、その願いのままに、…