2002-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「神様と、助けてくれた人に感謝。すべてを許し、嫌な気持ちはない」

北朝鮮から中国、フィリピン経由で韓国に亡命したキムさん5人家族の記者会見での言葉です。 この事件については、国家の建て前や要職者の思惑や関係者の面子などが絡み合って、一時はどうなるかとおもいましたが、まあいい結果になって良かったと思います。…

現代の妙好人、榎本栄一さんの詩に思う その四

「念仏のうた−光明土(こうみょうど)」樹心社発行 から■ ゆっくり ゆっくりあるくようになり 道ばたの石ころも 光っているのをしり■ うすあかり ゆきづまって 素直にじっとしていたら いつしかわが身に うすあかりさしており■ 智慧光(ちえこう) 光りに遇…

現代の妙好人、榎本栄一さんの詩に思う その三

「念仏のうたー難度海(なんどかい)」樹心社発行 から■ 道づれ 今日も 如来さまは この足弱き私の 道づれになってくださる この道 平坦ではありません■ ひとりでは 自分一人では できぬことが多い お世話くださる人 みな 菩薩さま■ 石しらず 捨石は 世に役…

現代の妙好人、榎本栄一さんの詩に思う その二

「煩悩林(ぼんのうりん)」 真宗大谷派難波別院発行 この本は一般の書店では扱っていないようです。私は『中山書房仏書林』で購入しました。東京都文京区湯島2-14-4 TEL:03-3833-7676■ 持病 持病あるは ありがたし 持病あるゆえ 無理しようにもできないのが…

現代の妙好人、榎本栄一さんの詩に思う その一

「妙好人(みょうこうにん)」とは、他の模範となるような熱心な仏教徒のことです。特に浄土真宗において在家(ざいけ=僧侶でないこと)の敬虔な信者を尊敬して用いられ、妙好人の言行から多くを学ぶことができます。 榎本栄一さんは明治36年〜平成9年、淡…