2002-09-01から1ヶ月間の記事一覧
〜「正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)」を読んで〜「世間の人をみると、果報にも恵まれ家をも興す人は、みな心が正直で人のためにも良くする人である。だから一家を安泰に保ち、ひいては子孫までも絶えないのである。心にひねくれたところが…
〜「正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)」を読んで〜「恩を自分一人の父母に限って考えない。すべての生きとし生けるものの恩をみな平等に父母の恩と同じく深いと考えて、自分がした善根の功徳をあらゆるところに向けるのである。とりわけ、こ…
〜「正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)」を読んで〜「仏道を学ぶものが間違いをおこすのは、人にありがたがられ、財宝が豊かになったのをもって、道が現れたのだと自分も思い、人もそれによって判断することである。これをば悪魔のしわざと言…
〜「正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)」を読んで〜「どの仏もどの祖師(そし=一宗一派をひらいた高僧)も、皆もとは凡夫(ぼんぶ)であった。そして凡夫の時には必ず悪い行いもあり、悪い心もあった。鈍くもあり愚かでもあた。しかし皆それ…