サンディエゴ現代美術館 Museum of Contemporary Art San Diego

サンディエゴのダウンタウンに建物が二つ。La Jollaにひとつ。シンプルで雰囲気が好き。チケットが1週間有効で、3つ全ての建物で使えるのもいいです。 この美術館は、数か月で展示内容がほとんど入れ替わります。私が行ったときはTara Donovan展でした。すご…

久留里

名前の響きがとても素敵な久留里(くるり)。 千葉県は木更津辺りまではもう都会ですが、JR久留里線に乗っていくと、みるみる景色が変わってくるのがわかります。久留里線は単線で本数も少なく、何しろ東京駅から高速バスに乗った方が早い。 久留里という地…

善光寺

日本最古の歴史を持つ長野県善光寺。長野駅そのものが善光寺の門前町で、すさまじい集客力です。 歴史上の有名人が多く関わる1400年の歴史と、独自性の高い出自と信仰システムが善光寺の隆盛を支えています。善光寺がここまで信者を集めたのは以下の理由から…

野沢温泉

長年、人気を維持している野沢温泉。その理由はこれぐらいでしょうか。・村人が使う複数の共同浴場を可能にした豊富な湯量。→ 内湯なしの外湯のみ、という旅館経営が可能になる。→ 外湯にすることで、観光客が町を歩き、町そのものが活性化される。 ・豊富な…

戸隠神社

戸隠神社といっても、奥社、九頭龍社、中社、火之御子社、宝光社、の五社あります。すべて歩くと丸一日はかかります。 山岳信仰が強かった山には、「古道」と呼ばれる、歴史と文化を感じさせる道が残っていることが多く、ここ戸隠にも、戸隠古道という素晴ら…

大王わさび農場

観光地としての安曇野は、「大王わさび農場」という、観光わさび農園を中心に形成されています。わさび農場そのものは、普通の民間経営の会社ですが、素晴らしい点を5つ。 ?サイクリングコースのゴール。駅からのサイクリングコースとして、ちょうど良い距離…

諏訪大社

御柱祭で有名な長野県の諏訪大社。ひとつの神社と思いきや、4つの神社から構成されています。上社前宮、上社本宮、下社秋宮、下社春宮の4つ。どうやら、これは3つのグループ(「前宮」「本宮」「秋宮・春宮」)にわけることができて、しかも、どうやら3つは…

笠森寺

通称は笠森観音。ここの笠森観音は素晴らしい。左と右側で、表情が違います。よーく見ると、顔が若干だがかしいでいる為。左から見た方が断然美しく、昔は少し傾けて置いていた為では? 平日月曜日にもかかわらず、たくさんの人で混雑していました。観光バス…

戸越八幡神社

http://www.fromkiyama.com/tgs.htm 追加しました。

野外美術館

写真追加しました。 http://www.fromkiyama.com/yagai.htm

薫の葉書 おわりの巻

倭(やまと)は国のまほろば たたなづく 青垣(あおがき) 山隠(やまごも)れる 倭(やまと)しうるはし日本神話の英雄「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が九州から東北までの遠征を終え、故郷を目前に亡くなる時の叫び。「古事記」景行天皇の章に記載…

「祈りのことば」その十五 巡礼の四句の覚り(このシリーズ最終回)

四国八十八カ所のお遍路さんや全国観音めぐりの巡礼がかぶる「菅笠(スゲガサ)」に書いてあります。迷故三界城 迷うが故に三界は城 悟故十方空 悟るが故に十方は空 本来東西無 本来東西は無く 何処有南北 いずくんぞ南北有らん 【意訳】 自分の心がもたらす…

「祈りのことば」その十四 食前・食後の祈り

食前・食後の感謝の祈りです。[食前の言葉] み仏と皆様のおかげでこのご馳走に恵まれました。 深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。[食後の言葉] 尊いお恵みによりおいしくいただきました。 おかげさまでご馳走さまでした。【薫】食事の前後に両手…

「祈りのことば」その十三 いろはにほへと

いろは歌に込められた仏教の真理です。いろはにほへと ちりぬるを 色は匂へど 散りぬるを わかよたれそ つねならむ 我が世誰ぞ 常ならむ うゐのおくやま けふこえて 有為の奥山 今日越えて あさきゆめみし ゑひもせす 浅き夢みし 酔ひもせず(ん)【意訳】 …

「祈りのことば」その十二 法悦歓喜(ほうえつかんぎ)のご和讃

弘法大師のご恩に感謝する法悦歓喜(ほうえつかんぎ)のご和讃です。み親を知れるその日より なぜか心がときめきて 仮の住みかの憂き世にも 悦びわくを覚えたり 我は一人の旅なれど み親は常にましまして 闇路(やみじ)はるかに照らしつつ ゆくてをとわに守…

「祈りのことば」その十一 忍辱行(にんにくぎょう)の誓い

法華経第二十章 常不軽(じょうふぎょう)菩薩の誓いです。我深敬汝等 がー じん きょー にょー とー 不敢軽慢 ふー かん きょー まん 所以者何 しょー いー しゃー がー 汝等皆行菩薩道 にょー とー かい ぎょー ぼーさつ どー 当得作仏 とー とく さー ぶ…

「祈りのことば」その十 白骨の御文(はっこつのおふみ)

浄土真宗 第七祖の蓮如(れんにょ)上人が門徒へ宛てたお手紙の一節。それ、人間の浮生(ふしょう)なる相をつらつら観ずるに、おおよそはかなきものは。この世の始中終(しちゅうじゅう)、まぼろしのごとくなる一期(いちご)なり。されば、いまだ万歳(ま…

「祈りのことば」その九 お地蔵さまのご利益(りやく)

お地蔵さまには、いつでも誰でも会えるのですが、正式にそのご利益は?となると意外に語られません。この機会に少し触れてみます。仏説延命地蔵菩薩経の原文を意訳して紹介します。【基本的ご利益】 お釈迦さまがいなくなった後、この世には延命地蔵菩薩が現…

「祈りのことば」その八 お地蔵さまの「代受苦(だいじゅく)」の誓い

あらゆる世界で苦しんでいる人びとを救おうという、延命地蔵菩薩経の誓願の言葉です。 延命菩薩 えんめいぼさつ 延命地蔵菩薩は 而白仏言 にびゃくぶつごん 而も仏さまに白(もう)して申さく 世尊不慮 せそんふりょ 世尊よ、慮(おもんばか)りたまわざれ …

「祈りのことば」その七 衆怨悉退散(しゅーおんしったいさん)

諸々の恨みが悉く退散し、個人も国家も争いの終わるように祈ります。怖畏軍陣中 ふー いー ぐんじん ちゅう 念彼観音力 ねんぴー かんのん りき 衆怨悉退散 しゅーおん しったいさん【意訳】 戦場の軍隊の陣中にあって、恐れおののいている時にも 観音菩薩さ…

「祈りのことば」その六 第十八願 念仏の功徳

誰でも極楽浄土へ生まれることを願う、阿弥陀仏の四十八の誓願のうちの第十八願です。設我得仏 せつがー とくぶー 十方衆生 じっぽう しゅじょう 至心信楽 ししん しんぎょー 欲生我国 よくしょー がーこく 乃至十念 ないし じゅーねん 若不生者 にゃく ふー…

「祈りのことば」その五 回向文(えこうもん)

仏教を信じる功徳が一切の生けるものに及び、みんなの仏道成就を願う『回向文(えこうもん)』です。願以此功徳 がん にー しー くーどーく 普及於一切 ふーぎゅうー おー いっさい 我等与衆生 がー とー よー しゅじょー 皆共成仏道 かい ぐー じょーぶつ …

「祈りのことば」その四 四弘誓願(しぐせいがん)

覚りを得て仏になろうとする決意を表す『四弘誓願(しぐせいがん)』です。衆生無辺誓願度 しゅじょー むへん せいがん ど 煩悩無尽誓願断 ぼんのう むじん せいがん だん 法門無量誓願学 ほうもん むりょー せいがん がく 仏道無上誓願成 ぶつどう むじょー…

「祈りのことば」その三 懺悔文(さんげもん)

罪深く、煩悩に満ちあふれている私を反省する『懺悔文(さんげもん)』です。我昔所造諸悪業 がー しゃく しょー ぞー しょー あくごー 皆由無始貪瞋痴 かい ゆー むー しー とん じん ちー 従身口意之所生 じゅー しん くー い しー しょー しょー 一切我今…

「祈りのことば」その二 開経偈(かいきょうげ)

日々のお勤め(読経)を始めるときの『開経偈(かいきょうげ)』です。無上甚深微妙法 むじょー じんじん みみょー ほー 百千万劫難遭遇 ひゃくせんまんごー なん そうぐー 我今見聞得受持 がー こん けん もん とく じゅーじ 願解如来真実義 がん げー にょ…

「祈りのことば」その一 慈悲の瞑想

日本テーラワーダ仏教協会の『慈悲の瞑想』です。私は幸せでありますように 私の悩み苦しみがなくなりますように 私の願い事が叶えられますように 私に悟りの光が現れますように私の親しい人々が幸せでありますように 私の親しい人々の悩み苦しみがなくなり…

「仏教徒とボランティア有馬実成さんの教え」その十三 愛や慈悲は行動する(このシリーズ最終回)

【有馬】[愛や慈悲は行動するときにしか現れない]ボランティアとは、人が直面している苦悩を、自分自身の問題として受け止め支援の手を指しのべるとともに、その問題解決のために行動する行為です。仏教思想の基本は「縁起」です。すべての存在はそれ独自…

「仏教徒とボランティア有馬実成さんの教え」その十二 人に支えられ、支えて

【有馬】[人に支えられ、人を支えて生きる]仏教には「他己(たこ)」という言葉があります。他なる自己、つまり他者のことです。鎌倉時代や室町時代には普通に使われていた言葉でした。人間の社会には大勢の人がいて、みんな考え方が違うのです。意見が違…

「仏教徒とボランティア有馬実成さんの教え」その十一 共に凡夫

【有馬】[共に凡夫なるのみ]聖徳太子の十七条憲法の第十条に「我れが絶対正義であるとすれば、彼の正義は誤りである。逆に彼が正しいとすれば、我れの主張が誤りだということになる。我れも彼も、決して聖人ではない。共に凡夫なるのみではないか」との意…

「仏教徒とボランティア有馬実成さんの教え」その十 シャンティは平和、寂静

【有馬】[シャンティは平和、寂静]〈シャンティ〉はインドの古語で〈平和〉を意味しています。南アジアや東南アジアでは、古代からインド文化、特に仏教の伝播と共に国際語として広く使用されました。 カンボジアでは平和を〈サンタピアップ〉といいます。…